リボンの騎士

芝居最後のシーンで箙(えびら)さんが「この世界に感謝を」と言う所で手塚治虫の画が降りてきたのは、この「リボンの騎士」と言う世界を作り上げたのが手塚治虫そのものだということ。手塚ワールド絵の感謝。
手塚治虫はたくさんの固定されたキャラクターを作り(ヒゲおやじとかアセチレン・ランプとか)、そのキャラクターが新たな物語を作る時にまた新たな役を演じ、物語が終わるとまた手塚の元に戻ってくる。
「輪廻転生」の世界
第一幕の最初、神様が天使たちに「役割」を伝えながら魂を与えるシーンは
手塚治虫がそのキャラクターに役柄を与えて物語を始めることを投射させたんだなと。

リボンの騎士ザミュージカル」を昨日見てきた。

<font size="5" color=red>3列目のど真ん中はあまりにも近い(^^; </font>

緞帳のペプシのマークのまん前で(笑)

舞台最前真ん中に箙さんが迫ってくると怖い(^^;
いやまじで迫力あったなあ。これが宝塚の男役なんだろうか?
素人芝居の中に一人仲代達矢がいるような感じだな。
ほとんど娘。のヲタしか見てない舞台でもきっちり仕事してるなあ。
一幕ラストのマルシア王妃が崩れるシーンもばっちり見える。
マルシアはやっぱり歌が上手いね。舞台経験は知らないけれど、娘。メンとは違うなあ。
出だしの娘。が踊りまくるシーン。梨華ちゃんが舞台一番上で歌ってるのが、てっきり愛ちゃんだと(^^;

で、ミキティ梨華ちゃんよっすぃーのスリートップ真・4期揃い踏みなんだけど
ミキティのダンスの体の部分部分の角度が梨華ちゃんのそれと比べると半分(爆)
足は綺麗だよなあ。

しかしミキティは、箙、マルシアを除く出演者の中で一番良かった。
声に声量もあり、訴求力を持ってたなあ。
また出番が少ない魔女へケートなんだけど、一番印象に残ったのも彼女。
適役って言う「ミキ目」もある(^^;
小柄なミキティが大きく見える。
昨日は午前の公開練習から藤本美貴の大きさを感じたなあ。

逆に主役であるはずの愛ちゃんが大きく見えない。
愛ちゃんも小さいからあと10センチ背が高ければ、もうちょっと声量があれば随分変わってたのに。
一番、宝塚を理解してるのはわかるがなあ。すべてに「正確」すぎるのかなあ。