必死さが足りない・・・

「うたばん」新旧娘。
最初は普通に楽しめた。
お約束の「3人官女」弄りとか、過去のVTRとか見覚えのある映像に。
暇と思われてる?卒メンたちのスケジュールを合わせて
「現在テレビに出れるハロプロの元娘。組」を全員出してきた。
梨華ちゃんの名前がTV雑誌になかったのはギリギリまで出演スケをあわせられなかったのかも)
本体は本体でそれこそスケをあわせられないから。

で、狼の検証能力は凄い(笑)
よく娘。側と元娘。側の映像を別撮りして合成したと見破るなあ。
12才の日刊スポーツに巨大写真が載った子とか、21時以降アウト組がいる本体は
21時までの収録、OG組は21時以降に収録と。(圭ちゃんなんて舞台の大阪公演の合間だろ、凄いなあ)編集のテクニックだ。

しかし
「生まれ変わってももう一度モーニング娘。なりたいか?」の質問に
現娘。側の「3人」の回答映像をあわせてきたのは悪意を感じるね。
娘。同士でも「3人」ってなったら絶対リアクションを各々で取る筈だから
「3人」回答後の平静な10人を見る限り
その時の質問は「なりたいか?」ではない違う質問のような気がする。

かつて、「うたばん」を共に盛上げたということである種の信頼が司会者2人と
初期メン達にはできている。
本当に石橋は「すっとこどっこい」にみんなで行きたいんだろう。
過去、ハワイでメンバーを見かけたときに誘いたかったと石橋は言ってるし。
そのとんねるず石橋をずーっとサポートしてきた秋元康
うたばん企画スタッフに名前を連ねている。
秋元は例のAKB48のプロデューサー。
娘。ー石橋ー秋元ー娘。の三角関係である。
だから娘。の歌のバックのセットにタコの電飾を置いたのも、アキバのハロプロのたこ焼やを意識してのことだと思う。

ここは「うたばん」最後のエールだと思って受け止めてほしい所。

石橋が味が薄いっていうのもわかる。本体に必死さが見えない。
確かに入れば「変わらない序列」に気付くかもしれない。
それでも何か積極的に前に出るものを見せないと。
なんか一人だけ目立とうとすると、ハブられるような空気が今の娘。に垣間見えるもんなあ。

「娘。DOKYU!」での演出家が田中と道重に対してダメだししてた所を見ると
外のスタッフが絡んでようやく気付いてくれそうな気がする。

今度のミュージカルが娘。再生の最後のチャンスに思える。