ミキティの憂鬱2

ミキティが4期オーデで落選した理由はやはり、滝川時代の数々(笑)が事前調査で判ったんじゃないかと。いい才能があるが「モーニング娘。」としてふさわしくない。しかし、事務所側の記憶には残った。
本人は本人で、焦燥感から「ドリームオーディション」とか受けたりして、その後事務所から連絡が来た時は嬉しかったんだろうね。事務所キープで「ハロプロ仕様の娘。」になるための練習をした。
で、滝川時代は「周りが周りだっただけに」かわいいことって出来なかった。
「藤本何かわいこぶってんだよ」って言われてハブされるのを嫌がったんじゃないかと。でも、「かわいい」こともしたい。心の奥底に秘める毎日。

で、「アイドルサイボーグ2号」としてデビューしてからは「かわいい」ことを公然とやれた。新しい自分になろうとしてた。
BUBKAが滝川時代のスクープを載せ話題になった頃、彼女のラジオの公開録音があった。スタジオの外からヲタが滝川の事を書いたボードをかがげても、まったく動じせずに対応してたというエピソードがある。強い意志で生き残ろうとしてたんだろう。

「1号」ほどの当たりはなかったとしても、安定していた活動の中、突然「モーニング娘。入り」を告げられる。ソロとして頑張ってたモチベーションが一気に崩れた。
確かにソロとして伸び悩み(もし「ボーイフレンド」が1号の「LOVE涙色」並に世間の評価が高かったらもっと違う展開になってたかもしれない)、松浦と卒業した後藤、そして娘。本体をハロプロ活動の3本柱に今後考えての処置だったのかもしれない。
その代わり、ミキティには「救世主のエース」が確約されていたんじゃないかと。
(その頃のJCIはミキティ娘。加入にものごっつい反発してましたわ)

保田卒コンの場違いな6期登場から始まって、しばらくは馴染んでなかっただろうな。ずーっと反発してたんじゃないのか。ミュージカル「娘。忠臣蔵」も娘。と藤本美貴の「共演」という形にしか見えなかったから。
本当に馴染んだのはおそらく「分割コン・おとめ組公演」の頃ではなかったかと。
なっちや辻加護というツッコミ所満載のメンバーに気づき、いいらさんという理解者を得たんじゃないかな。「ゴロッキーズ」でサバンナの人に弄られ嬉々としてたミキティがいた。