メロンもここまでか

「ザ・メロンショー」
非常に失望のまま帰宅。

一言で言うと

「このライブのコンセプトは?」

てことなんだよな。

「ピタクリ」と「聖なる鐘」をやったことは問題ではない。
これはこれで楽しかった。
そもそも、コンビで歌うハロプロカバーは昨年の「超渋」で「恋やじ」「ビーオーライ」から始まったわけで。
「クリスマスライブ」の特別企画と言った感じがある。

だが、「クリスマス」らしい、演出もMCも一切なかった。
「超渋」の巨大ケーキ点灯式のようなものがなかった。

舞台演出。「ホールコン」での舞台演出が悪い。
せっかくのホールコンなのに、照明の当て方とか、変化のない置いただけの舞台装置とか「ステージ感」が乏しい。上って降りてだけだもの。
中野のボーナスメロンが前日までのなっちコンの舞台装置を流用して舞台演出的に見せ場がたくさんあっただけにね。
別にごまコンや代々木あややみたいなものを期待してるわけじゃない。
でもホールコンなりの見せ方があったはず。

で、新アルバムの中の新曲が3曲だけでしょ。
春コンは無く、あややコン帯同で、夏コンは未定、2月のレビューはコンサ形式ではないのだから、
じゃあ何時、新アルバムを前面に押すライブをやるんだ?ってことになる。
今回しかないでしょう。
なのにねえ。
新アルバムがアダルトでまったり感なものだけに旧曲とどう混ぜていくかが楽しみだったのに。
「赤フリ」から「キライスキ」の流れなんて良かったのに。

普段、ライブハウスが嫌でホールコンを楽しみにしてた人、初めてメロンコンに来た人のために、「運命」から「赤フリ」までのメロン定番は外せないのかもしれない。
それだったら、ステッキを使ったりするんじゃなく下手に演出に凝らないでいつも通りに見せるとか。
「遠慮」までは良かったんだ。
やはりホールコンでの「運命」「さあ恋」の限界があって。
ライブハウスのカオスの凄さをいつも体験してるだけに。
前半にアルバム曲を集中、後半に定番曲を連発とか、やり方があったんじゃないか?

今年の娘。ミュージカルのような装置の手抜き、企画のみのコンサはまるで
悪い頃の娘。コンのようだった。(矢口がよく倒れた頃の)
グッズを売りたいだけのコンサになって欲しくないんだ、愛するメロンだから。

日曜日の夜、2階最後列で双眼鏡でタイガーしてもう一度見て判断する。