ごっちんミュー青山

「ブレメン」を見て早々、青山へ出発。

開演30分前に着いてパンフを買い、座席に座る。
開演前のBGMがね、設定が「1988年」のためなつかしのディスコミュージックなんだよね。
「ターザンボーイ」とか。
オッチャンそれだけで満足。
「ブレメン」でも「ポップヌードル」と「フォーク」で「ヤングオーオー」思い出すJCI(笑)

で舞台の方はというと

<font size="6" color="red">種子最高!(爆)</font>

脚本樫田、演出平光コンビは「江戸っ娘。忠臣蔵」と同じで凄く楽しい舞台である。
しかも「おでん」役の種子さんと「銀子」役の山素さんが今回も出演してるのでさらに面白い。
相変わらず、ミュージカル部分よりも演劇部分重視で(笑)
しかも脇役重視で(笑)

なちミューのラスト3人の会話のような感じは足りなかったが、
バブル時代の「空虚な華やかさ」はよく出ていた。
「環境破壊」や「ナースは駒(「ナースマン」でもやったよね)」とか
いろいろなテーマが詰め込みすぎで1時間20分では短かった。

テキサス勝野扮する病院長の軽さなんてあの時代なら「ありえそう」だったからね。

もっともテキサスにコメディー演技は無理だったなあ(笑)
あとアヤカも「バカ女」キャラが無理だった。
結構アヤカの女優評価が上がってるので、ここは踏ん張りどころかなあと。

で主役のごっちんはというと

<font size="6" color="red">素晴らしい!</font>

と思いましたよ、掛け値なしで。

手術を受けてる人のことを思って泣きながら主題歌を歌うシーンがあるんですが
これがねえ、出来てるんですよ。
この複合技な演技が。泣く演技をしながら歌うという難しいシーンが。

それだけで9800円の価値ですよ。もう。

確かに、のっこの「人魚」のパターンですなこの曲(笑)
途中の手術受ける人のお気に入りの歌もパターン的には「クリスタルキングの大都会」(笑)
全体のテーマになってる曲も、フリといい、なつかしのユーロビート感爆発で(笑)

バブル期の病院をバブル期の音楽業界、さらにハロプロと置き換えて見ると
この舞台の裏テーマが見えてくるね(爆)