「17才」と「ばかちん」

チネチッタ川崎のレイトショーで「ばかちん」と「17才」を見た。ようやく。

客席には自分を含め7人ぐらい?のヲタ。さすがは大ヒット御礼映画(笑)
いちおうロケ先は川崎市だったのに・・・
あんまり、山ちゃんの趣味につきあってくれる監督と東映を責めたくないが(笑)
「ばかちん」のメールをわざわざ読みだすという演出は変だし(ここはテロップだよね)。
「17才」は無難にまとめてたがどうしてもミキティー側の描き方が少なくて内容が物足りない。
それぞれ一時間ちょいという尺の短さがどうしても。

確かに今の時代でなく、昭和30年代から40年代ぐらいの社会感覚の映画というか。
「親世代の目から見た子供」の感覚がでてるなあ。
両方の映画に共通するメッセージは「親を大切にしなさい」だったし。
山ちゃん世代からの視点なので、娘。の一番大きいファン層の世代からは
リアリティを感じさせないのではないかと。

そんな映画だから、逆に古い日本映画に出てくるような古風な顔立ちした
梨華ちゃんが映えてくる。
彼女に一番向いた役柄だろう。
得意の棒読みもそれほどひどくならず、彼女なりに雰囲気を作っていた。
(むしろ「ばかちん」の冒頭シーンカトノリの棒読みのほうがひどかった)
ごっちんはいつも感じで、ミキティは素をだした感じで(爆)

「ばかちん」→「17才」の上映順を逆にしたほうが明るく終わってよかったんじゃないかと。
非娘。(といっても元メンだが)メンバーの主演より娘。メンバーの主演のほうが格的に後といういつもの論理なのだが。