渡辺晋物語

昭和30年代という一番「昭和日本」らしい時代のブームがあって。
映画版「三丁目の夕日」も当たったために、こぞってこの時代のノスタルジックなものを作り出した。
渡辺晋物語」もナベプロ50周年企画で、丁度昭和30年代ブームでもあったから「3丁目」風お茶の間シーンが多かった。「辻家」という一家の登場は良かったけどね(笑)
リアルな昔の日本の風景の再現。実在人物が強烈キャラ揃いだけに、顔が似てることよりも本人に雰囲気がどれだけにているかを追及してた感じがした。特にクレージーキャッツの面々は、その仕草であの人かすぐわかる(笑)安易なそっくりさんよりも良かった。
なつみ麻美姉妹の「ザ・ピーナッツ」も見た目のそっくりより双子の同調性共鳴性を出してて良かったかなと。
歌はほとんど本人の音を使ってたけど(スタジオ収録シーンとか)、そうじゃないシーン(渡辺家とか)のハモリはさすが姉妹だったな。音を外さないよう頑張った・゚・(ノД`)・゚・

作品的にはナベプロ制作ドラマだけに「裏」の部分は書かないのは予測できたが(^^;(おかげで山下圭一郎やキャンディーズが悪者だよ(笑)
その分の物足りなさはしょうがないが
「お客さんに夢と楽しさを与え、演者とのキャッチボールが出来る舞台」という晋さんの哲学にクローズアップした作品になった。

経済界に芸能界も認められようと努力する渡辺晋。確かに「衣食住」の第1次2次産業ではない、第3次産業のサービス業は「虚業」だ。しかし体を温めるのではなく心を暖めるのがサービス業。

虚業」であったフジテレビが新しい「虚業」のライブドアに買収されそうになったのは運命の皮肉かなと。去年の「27時間テレビ」からやたら「放送魂」を強調してるよなあ。

我らが山ちゃんこと山崎直樹の物語ドラマも見てみたいもんですが(爆)
今度の決算でUFGはかなりの減収とか(^^;
ハロプロ防災グッズなんて作ってないで、非ハロプロのアーティストを育てないとまずいのでは・・・(^^;
エッグでさえすぐヲタ向け商売に変えようとしてるようでは・・・

山ちゃん<どうした、つんく
つんく時東あみ座長で舞台公演をしたいんだ
山ちゃん<相手のプロダクションには話が行ってるのか
つんく<いや、もう契約している
山ちゃん<そうか、わかった(満面の笑顔で)いいよ!
つんく<山崎さんは解ってくれると思った

そんな訳ないって。